
~なぜ普及まで時間がかかった?統計データとともに徹底解説!~
はじめに|なぜ今、大人の矯正が注目されているのか
ここ数年、日本でも大人向けの矯正治療が急速に広がっています。
でも、ここに至るまでには長い年月とさまざまな社会背景がありました。
この記事では、
なぜ日本で「大人の矯正治療」がなかなか普及しなかったのか
そしていま、なぜ一気に広がり始めたのか
を、統計データを交えながら詳しく解説していきます!
矯正治療=「子どものもの」だった日本
20世紀初頭、アメリカではすでに普及していた
実は、矯正治療が広まったのは20世紀初頭のアメリカ。
しかし、当時の日本では「矯正は子ども向けの特別な医療」という意識が強く、大人の矯正という発想自体がほとんど存在していませんでした。
文化的背景が「大人の矯正」を遠ざけた
日本では長らく、
「成長期に治すもの」
「大人になったら遅い」
という考え方が根付いていました。
そのため、大人が矯正に踏み切るハードルは非常に高かったのです。
バブル崩壊と経済的ハードルが壁に
1990年代|矯正は“贅沢品”とみなされた
矯正治療には、少なくとも数十万円以上の費用がかかります。
バブル崩壊後の1990年代、日本社会には
「必要最小限の医療にしかお金をかけられない」
という空気が広がりました。
矯正は「命に関わる治療」ではないため、後回しにされがちだったのです。
医療技術の進化とSNSが大人矯正を後押し
目立ちにくいマウスピース矯正の普及
近年、透明なマウスピース矯正(例:インビザライン)が急速に普及しました。
【矯正=ギラギラの金属】というイメージを一新し、
「目立たず、痛みも少ない」
という新たな選択肢を作り出しました。
▶︎【データ】
矯正歯科学会によると、2022年時点で日本の成人矯正患者のうち約40%がマウスピース矯正を選択しています。
(※2000年代初頭ではわずか10%以下だった)
SNS時代、見た目への意識が大きく変化
またInstagramやTikTokなどの普及により、
美しい歯並び=自信
美容と健康は一体
という意識が急速に拡大。
大人になってから矯正を始める人が爆発的に増えたのです。
▶︎【データ】
日本矯正歯科学会の調査によると、
成人矯正を開始する人の割合は過去10年間で約1.7倍に増加しています(2010年→2020年比)。
まとめ|矯正は「年齢」で諦める時代じゃない
矯正治療は、もはや子どもだけのものではありません。
技術の進化、社会意識の変化、そして大人になってからでも「美しい歯並びを手に入れる」ことが当たり前の時代になりました。
年齢に関係なく、いまの自分をもっと好きになるために。
矯正治療という選択肢を、ぜひ前向きに考えてみてください。
東京先進医療クリニックについて

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