マウスピースによるホームホワイトニングって？効果やメリット・デメリットについて解説！

ホームホワイトニングでも医師の診断が必要な理由

歯列や口腔内の状況に合ったマウスピースを作成してもらえる

歯科医師に診察してもらうことで、自分の歯列にしっかりフィットするマウスピースを作成できます。ホームホワイトニングの作用をしっかり得るためにも、マウスピースが歯列に合っていることはとても大切です。また、薬剤も最適なものを選択し、必要な薬剤量も指導してもらえます。薬剤の量は多いと歯肉にダメージを与えてしまい、少ないと作用が得られません。
マウスピース作成時に医師に診察してもらえば、ホームホワイトニング中のトラブルについても相談しやすいでしょう。

ホワイトニング効果が十分に得られない

市販のマウスピースでは、ホワイトニングの働きが十分に得られない恐れがあります。市販のマウスピースは、自分で作成することになりますが、自分の歯列とぴったり合うものを作るのは困難です。歯にフィットしたマウスピースでなければ、薬剤が歯に塗布しきらず、ホワイトニングの作用が薄れてしまいます。

薬剤により炎症が起きたり胃が荒れたりする

歯に密着していないマウスピースを使用すると、歯とマウスピースに隙間ができ、そこから薬剤が口腔内へ漏れてしまうリスクが考えられます。特に、歯周病の傾向が強い方は、薬剤が歯茎に長時間浸透すると、歯肉の炎症が強くなる恐れがあります。さらに、濃度の高い薬剤が胃にまで流れ込むと、胃が荒れてしまうかもしれません。個人で薬剤を選んだ際に、ホームホワイトニング用ではなく、オフィスホワイトニング用の薬剤を誤って使用して、歯肉がただれてしまった症例もあります。そのため、使用する薬剤は医師に判断してもらう必要があるのです。

ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの違い

ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの特徴を、それぞれまとめています。比較する点は、時間・期間・持続力・費用の4つです。効果を実感できるまでの期間や回数、白さの持続力などが違うので、自分が求めているホワイトニングはどちらなのか確認してみましょう。
下記の記事では、オフィスホワイトニングの効果やメリット、デメリットについて解説しています。オフィスホワイトニングについて気になる方は、御覧ください。

オフィスホワイトニングとは？効果・メリット・デメリットを紹介

ホームホワイトニングを始める前の注意点

ホームホワイトニングの効果を感じにくいケースがある

歯の元々の色や、幼少期に服用した薬の副作用によって、ホームホワイトニングの効果を得にくい場合があります。その場合、ホームホワイトニングの期間を長めにすると、求めている白さに近づけます。ホームホワイトニングを開始する際には現状の歯の色と、どこまで白くするのかを医師と相談してから治療期間を決定しましょう。

マウスピースの装着時間と頻度

ホームホワイトニングで使用するマウスピースは、1日1回2時間以上装着します。装着時間は薬剤の濃度によっては、30分程度と短い場合もありますので、医師に確認しましょう。装着期間は2週間程度で、毎日続けることが大切です。
装着前には、丁寧な歯磨きが必須です。就寝前に歯磨きをしてマウスピースを装着する場合は、そのまま眠らないように注意しましょう。必要以上に薬剤が染みてしまい、歯の神経に悪影響を及ぼすこともあります。

歯列矯正とホームホワイトニングは並行治療が可能

歯列矯正とホームホワイトニングは、並行して行えます。その場合、歯列矯正はマウスピース型のものを使用します。歯列矯正と共にホワイトニングをしたいときは、最初に医師に相談しましょう。

ホワイトニング用薬剤やマウスピースだけを購入可能

ホワイトニング用の薬剤を使い切ってしまったときは、薬剤だけ購入が可能です。また、何らかの理由でマウスピースを破損・紛失した場合は、マウスピースを再度作成できます。薬剤とマウスピースは初回と同じ費用のことが多いですが、購入前に確認するとよいでしょう。

まとめ

ホームホワイトニングは、自分で装着時間やマウスピースの管理が必要ですが、自宅でできるため忙しくて通院時間を作れない方におすすめです。オフィスホワイトニングと比べて即効性はないものの、徐々に白くなっていくので透明感のある自然な白さに仕上がる点や、費用が抑えられる点がメリットです。
下記ページから当院のホームホワイトニングについて詳細をご確認いただけますので、検討中の方はご覧ください。

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